第2回京都文学賞受賞作決定!!表彰式を開催します!
2月上旬に開催した最終選考会で受賞作品を選定し、下記のとおり決定しましたので発表します。
なお、3月30日(火)に表彰式を開催します。
【受賞作品】
<一般部門>
最優秀賞 (賞金100万円、出版化)
・『鴨川ランナー』 グレゴリー・ケズナジャット (令和3年秋頃、講談社から単行本刊行予定)
※最終選考会において中高生部門・海外部門の作品でも、一般部門での選考に相応しい作品があるという意見が選考委員から挙げられ、検討、議論の結果、海外部門の『鴨川ランナー』が一般部門の最優秀賞(併せて海外部門最優秀賞も受賞)となりました。
優秀賞 (賞金50万円)
・『つじもり』 丸本 暖(まるもと だん)
・『鬼灯(ほおずき)』 家野 未知代(いえの みちよ)
<中高生部門>
最優秀賞 (図書カード10万円分)
・『鴨川の詩(うた)』 足立 真奈(あだち まな)
優秀賞 (図書カード5万円分)
・『カタストロフ』 大鹿 日向(おおしか ひゅうが)
<海外部門>
最優秀賞 (賞金10万円)
・『鴨川ランナー』 グレゴリー・ケズナジャット (※再掲)
(参考)最終選考委員について
・ いしい しんじ (作家)
・ 原田 マハ (作家)
・ 校條 剛(めんじょう つよし) (文芸評論家)
・ 大垣 守弘 ((一社)京都出版文化協会代表理事)
・ 内田 孝 (京都新聞総合研究所所長)
・ 北村 信幸 (京都市文化芸術政策監)
※上記に読者選考委員の代表5名を加えた、計11名で最終選考を実施。
【表彰式】
日時/令和3年3月30日(火)午後6時~午後7時
場所/京都市京セラ美術館 本館 光の広間(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
令和3年度京都文学賞運営業務 業務委託に係る公募型プロポーザルの実施について
令和3年度京都文学賞運営業務に係る業務委託について,下記のとおり公募型プロポーザルを実施中!
募集期間:令和3年3月11日~令和3年3月25日 午後5時必着
一次選考通過作品の寸評(二次選考通過作品を除く。)を発表!
一次選考通過作品の寸評(二次選考通過作品を除く。)は、下記からご覧いただけます!
一般部門の寸評はこちら
中高生部門・海外部門の寸評はこちら
澤田瞳子さん、服部しほりさんが京都府文化賞奨励賞、森見登美彦さんが京都市芸術新人賞をご受賞!
アンバサダーの澤田瞳子さん、第1回京都文学賞最優秀賞『羅城門に啼く』の表紙・扉絵の装画を担当した服部しほりさんが、京都府文化賞奨励賞を受賞されました。
京都府文化賞の詳細はこちら
また、アンバサダーの森見登美彦さんが京都市芸術新人賞を受賞されました。
京都市芸術新人賞の詳細はこちら
おめでとうございます!
第2回京都文学賞 二次選考通過11作品を発表!!
この度、読者選考委員による二次選考を実施し、通過作品が決定しましたので発表します。
二次選考通過作品は下記のとおりです。(順不同)
【一般部門】(6作品)
『凶都夜話』 東 賢次郎
『鬼灯』 家野 未知代
『祇園の矜持 ――モルガンお雪』 辺見 鵜映
『鴨川の水面に光るのは』 小柳 佳南子
『ふくげん屋』 益田 昌
『つじもり』 丸本 暖
【中高生部門】(4作品)
『カタストロフ』 大鹿 日向
『鴨川の詩』 足立 真奈
『天橋立 股のぞき』 佐藤 桜
『夏』 山下 桂史
【海外部門】(1作品)
『鴨川ランナー』 グレゴリー・ケズナジャット
『羅城門に啼く』表紙・扉絵の装画を担当した服部しほり氏出演のトークイベント等について
京都市では「文化を基軸とした政策」を進めており、この度、アートの役割や可能性についてお話いただくトークイベントが開催されます。トークイベントでは、第1回一般部門最優秀賞を受賞した『羅城門に啼く』(『もう森へは行かない』から改題)の表紙・扉絵の装画を担当した服部しほり氏(日本画家)が出演します。表紙の原画を披露し、作品に関するエピソードやコロナ禍における活動、画家として目指すもの等に関してお話しいただきますので、お知らせいたします。なお、原画は1月12日(火)~1月26日(火)に京都岡崎蔦屋書店にて展示されます!
<日時>
令和3年1月10日(日)午後4時半~午後5時半
<場所>
ロームシアター京都 3階 パークプラザ
(京都市左京区岡崎最勝寺町13)
<出演者>
・服部 しほり氏(日本画家)
・松平 莉奈氏(日本画家)
・赤松 玉女氏(京都市立芸術大学学長)
・北村 信幸氏(京都市文化芸術政策監)※聞き手
第1回一般部門最優秀賞受賞作『羅城門に啼く』11月26日に刊行!
この度、第1回京都文学賞の応募総数537作品の中から、一般部門最優秀賞を受賞した『もう森へは行かない』(松下隆一氏)について、書名を『羅城門に啼く』に改題し、協力出版社である新潮社から11月26日に刊行されますので、お知らせします。
吉岡里帆氏(俳優)から推薦コメントをいただきました!
「嗄(しわが)れた心音が聞こえた。一滴(ひとしずく)の愛を欲し、誰かを想って生きている。切なくて、哀しくて……そんな想いを抱きながら読みました。」
装画は、令和元年度京都市芸術新人賞を受賞した服部しほり氏(日本画家)が担当。
第2回京都文学賞 一次選考通過36作品を発表!!
この度、書評家、出版社編集者などの専門家による一次選考を実施し、一次選考通過作品が決定しましたので発表します。
第1回一般部門優秀賞受賞作『屋根の上のおばあちゃん』11月1日に刊行決定!出版イベントも開催!!
この度、第1回京都文学賞の応募総数537作品の中から、一般部門優秀賞を受賞した『太秦――恋がたき』(藤田芳康氏)について、書名を『屋根の上のおばあちゃん』に改題し、協力出版社である河出書房新社から11月1日に刊行されますので、お知らせします。
また、刊行日に出版イベントも開催されますので、併せてお知らせします。
第2回京都文学賞 作品及び読者選考委員の応募状況について
第2回京都文学賞は5月1日から作品募集を開始し、9月14日に募集を締め切りましたので、応募状況をお知らせします。作品の応募件数は、一般部門283件、中高生部門42件(中学生30、高校生12)、海外部門6件(中国2、アメリカ1、ウクライナ1、ハンガリー1、モンゴル1)の合計331件でした。
また、読者選考委員は5月1日から7月31日まで募集を行い、全国から48名(市内19名、市外29名)のご応募があり、新たに選考に参加いただく10名(市内2名、市外8名)を選定しました。第1回から再任していただく30名と合わせ、合計40名(市内15名、市外25名)の読者選考委員に二次選考を行っていただきます。